海賊版サイト対策 結論まとまらずそして新しい波

2018-12-16

 
海賊版サイト対策の議論について一区切りついたので、年末ということだしまとめておくか

 
海賊版サイト対策タスクフォースの件ですね

 
結果が出てからあまり追っていないがとりあえず結論から

「ブロッキング法制化」反対派不在の報告会 「中間まとまらない」座長メモも公開 (1/2)


 
長い議論の応酬の果てにまとまらず、という結論ですね

 
タスクフォースの冒頭ではブロッキングありきでの議論ではない、としていたが実質はブロッキングやる、やらないの話しかしていなかったからな

 
ブロッキング反対派にしてみれば不信感しか無いですね

 
そこへ被害額の鬼盛りがバレたり、できないとされていたサイト開設者特定も道筋が見えてきてしまったからな


 
クラウドフレアの件は延長戦になっているから来年確認したい

 
緊急避難としてのブロッキングの根拠が次々と失われていきましたね

 
時間を掛けるほど粗が見つかるな
主張の検証が疎かになっているせいだろうな
外国人受け入れ政策とかもそうだが結論ありきで話が進んでいく恐ろしさを感じるな、最近は

 
そういう流れは感じますね

 
あおり運転とかも0kmで運転中という主張したら路上駐車はどう取り締まるのかな
これも運転中になるのか?だから違法駐車ではない?


 
そういうことを聞かれてもわからないですが都合のいいように解釈している感はありますね

 
ゴーン氏逮捕もヤバそうだな
時間を掛けるほど粗が見つかる状況が同じだ


 
この件は外交問題になりかねませんからね

 
法を軽視して私刑している印象が強いな最近は
これが保守の劣化というやつだろうか

 
話を戻してタスクフォースの件ですが座長から終了後の所感がでてます


 
表に出てこない裏側の調整も大変そうだな
一番の元凶は将来像が描けていないことだろうな
だから関係者間で共通のゴールが見えずそれぞれのゴールに向かっちゃうのだろうな

 
海賊版対策を話し合う有意義な場にならなくて残念です

 
4月の緊急対策発表がなければ結論は違っていたかもしれんね
アレでブロッキングありきのレール作らなければもう少し賛成に傾いていたかもしれんね


 
タスクフォースが終わった後は民間の協議へと場を移すようです

マンガ海賊版対策の民間協議スタート 集英社、講談社、小学館、KADOKAWAが参加


 
まずは結論ありきではない話し合いの場でもう少し時間をかけて検証し、納得の行く方向性を模索してもらいたい

 
また正規版サイトの動きとしてはABJマークというものが出てきました

正規の電子書店に“公認”マーク 海賊版サイト対策で「ABJマーク」策定


 
なるほどコレで海賊版かどうか判別できるということか

 
まだ全てに付いている訳ではないようですがコレをつけることで非正規を排除しようとの試みのようです

 
そのABJマーク自体をどうやって正規版かどうか判定するのかわからないがな

 
まあマークを捏造されてしまったら元も後もないですけどね

 
また被害額が出ているが今度は1兆3000億円となっているぞ
大丈夫か
また鬼盛りしているのか?


 
被害額のソースはいまいち不明ですね
元の資料の全体的な内容は良さそうなんですけどね

 
また荒れなければいいがな

 
このABJマークは海賊版静止画のダウンロード規制に関連しているようですね

海賊版静止画のDL規制を 文化審議会が意見まとめる

 
静止画は否応なしにダウンロードされちゃうから規制から外れていたがコレだけ海賊版が騒がれてしまうと対象に入れるという議論になるわな
詳しい中身を見ていないが「確定的に知っている場合のみ」というところでバランスを取っているのだろう

 
その判別としてABJマークがあるかないか、ですかね

 
まずABJマークがどれだけ認知されているのかという話とすでに提起したABJマークの正当性の判断をできるのかどうか、だな

 
ABJマークが付いていたら大丈夫だと思ったら海賊版だった、っていうことが起こり得ると

 
どういう偽造防止の技術を使っているのかわからないがABJマークだけでは難しいな
それにダウンロードした後にしか確認できないから常に「確定的に知っている場合のみ」は成立しないのでは?

 
骨抜きですかね
なかなか難しいですね

 
国外の静止画についてはどうするのか?も不明だな
非親告罪化なのかどうかも気になる


 
流石に対象から外れるでしょう
非親告罪化したらインターネット見ただけで捕まっちゃいますからね

 
国内の動きはこの辺りにして海外でも大きな動きが出ているぞ
こっちの影響は大きそうだ


EU、著作権法改正案の修正案が可決

 
リンクのスニペットに対価を請求できるリンク税とプラットフォーマー側で海賊版の排除責任を問うものだ

 
一応大手、いわゆるGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)をターゲットとしたもののようですね

 
と言いつつ要件は明確になっていないようなのでどこまで広がるか気になるところだ
togetterとかまとめサイトは影響出てそうだな

 
日本への影響もありうると?

 
直ちに影響ないだろうが大手サイト対象なのでそのうち日本にも影響あるだろう
他にもオープンソース開発していたら大きなインパクトがありそうだ


 
オープンソースのライセンスは色々あるのでチェックが難しいですね

 
誤検知率の方が高いだろう
これで誤って削除されたらビルドできなくなるからな

 
クリエイティブコモンズもどうなのでしょうか

 
CCは著作物をスームズに流通させる意図があるからな
しかし、この辺りも一々確認を求められるのだろうな

 
権利保有者に正当な対価を請求できる仕組みの構築が目的のようですが無償でシェアする目的の物もありますのでバランスが難しいですね

 
この辺りも正規版コンテンツをさらに充実させていくかプラットフォーマーに頼らない配信の仕組みを作るか、になってくるのだろうな

 
宣伝のためにリンクして貰いたい人々もいると思いますけど

 
これもバランスだな
今は勝手に情報を得て検索結果を出しているが情報元への還元がアクセス数増加だけで実利に結びついてないと不満が出るからな

 
宣伝してあげている、と取るかコンテンツを無償で提供させられている、と解釈するか、ですね

 

 
段々とこういう規制は増えていくのだろうな
世知辛い世の中だよ
で、違法コンテンツはアジア系の闇サーバに流れていくのだろう
またブロッキング議論が再燃しそうだな